2025.01.22
日本の医療は、聖徳太子の飛鳥時代(608年)に遣隋使であった小野妹子や隋からの使者裴世清などによって仏教と共に中国よりもたらせられたとされている。
それは、東洋医学の基本を成す漢方、鍼灸、気功などを含んだ中国最古(紀元前3〜4世紀)の医学書「黄帝内経」の伝来から始まります。
それは、日本で現存する最古の医学書として、唐の楊上善が勅を奉じて撰注した医書の写本が、国宝として京都の仁和寺に残っている。医療の実践的な記録としては、聖徳太子の薬草刈りや四天王寺の建設があります。
また、同時に、仏教の最も古い経典「般若心経」のサンスクリット語で書かれたものが、国宝として法隆寺に伝わっていたものが、現在は東京国立博物館に所蔵されています。
余談ですが、また私の尊敬する大学院時の指導教授であった北村博則博士は、そのサンスクリット語で書かれた般若心経を現代文に翻訳されています。